毎日バタバタとにかく忙しい。フルタイムで働いていたら仕方がない。
そう諦めていませんか?
かつての私もそうでした。
私が時間を整えたいと思ったきっかけは、自分の頭の中だけでは自分のことも家族のことも何もかも中途半端で、たくさんの方に迷惑をかけるようになったからです。
何故、管理できなくなったか?
その答えは簡単です。
管理すべき予定が多すぎたからです。
働くママが押さえておかなければいけない予定はたくさんある
私がスケジュール管理にパンクしたのは約10年前。
娘が小学生、息子が保育園の時です。
管理しなければいけなかった予定はコチラ。
①自分の仕事の予定
②娘(小1)の小学校の予定
③娘(小1)の学童の予定
④娘(小1)の習い事の予定
⑤息子(年中)の保育園の予定
⑥旦那の仕事の予定(休日出勤などイレギュラー勤務がたくさんあった)
⑦家族の予定
7つもあった~!
7つの予定を覚えておけるはずもなく、「あっ忘れてた」「今日これやらなきゃいけなかったんだ~」「娘の振替休日仕事休めない」
そんなことばかりで、同僚や家族に迷惑をかけることが日常になっていました。
これではマズいと思い、スケジュール管理を見直しました。
ファミリーカレンダー導入で家族全員が予定がわかる
まず取り組んだのが、家族全員が目に付くところに、ファミリーカレンダー(紙)を飾ったことです。
ファミリーカレンダーとは、左の列に日付と曜日、右側に5列あり、列ごとに予定を書くことができるカレンダーです。
こんな感じのカレンダーです。
日付 | 太郎 | 花子 | ママ | パパ | 家族 |
7日(金) | |||||
8日(土) | サッカー | 学芸会 | 休日出勤 | ||
9日(日) | 高尾山登山 | ||||
10日(月) | 振替休日 | 有給休暇 |
カレンダーをダイニングテーブルの横に貼りだしたことで、家族全員が自分の予定、家族の予定を確認することができるようになりました。
子どもたちがお友達と放課後遊ぶ約束をするにしても、カレンダーを観れば一目瞭然。
ファミリーカレンダー導入前だと、「ママ、この日〇〇ちゃんと遊んでいい?」と聞いていたことが、ファミリーカレンダーをみて、習い事や予定が入っていないことを自分で確認したうえで、「○○ちゃんと遊ぶ約束したから」という報告に変りました。
子どもが主体的に行動するようになって、ファミリーカレンダー(紙)の導入は効果抜群でした。
夫婦の予定管理はデジタルカレンダー(我が家はYahooカレンダー)
ファミリーカレンダーに書いてある予定は、すべてデジタルでも管理することにしました。
デジタルでの管理は、Googleカレンダーを共有したり、タイムツリーというアプリを使う方も多いですね。我が家は、家族で使っているYahooアカウントがあったので、Yahooカレンダーを使うことにしました。
デジタルでも管理したかった理由は私と旦那が職場で予定を確認するためです。
それぞれが手帳に書いても良いのですが、手帳に書き忘れたり、予定を確認したいときに手帳を持っていないと困るからです。
「有給休暇をいつ取ろう?」
「この日休日出勤入れても大丈夫かな?」
「家族旅行はいつ行けるかな?」
ふとした時に予定を確認したくなるものです。
必ず持っているスマホから確認できるデジタルカレンダーはなくてはならないものになっています。
家族ぐるみのお付き合いがある場合、パパ友と日程を調整したら、「ママに確認してみないとわからい」という方や、約束した後、ママ友から「旦那が勝手に予定調整したみたいだけど、その日はダメなんだよね」と言われることがあります。
パパが家族の予定を知らない人が多いのだなぁと感じます。
デジタルカレンダーで家族の予定を共有すれば、旦那さんもとても楽になりますよ。
私の予定はCITTA手帳に書くけど、ToDoリストではなく、WantToリスト
家族との予定共有は、ファミリーカレンダー(紙)とYahooカレンダー(デジタル)にしましたが、自分の予定は手帳(紙)です。
もちろん、私の手帳にもファミリーカレンダーやYahooカレンダーと同じ予定が書かれていますが、私が手帳を開く目的は、24時間、1日、1週間、1か月、1年でやりたいことをするために、いつその予定をはめ込めるかを考えるために使っています。
あれやらなきゃ、これやらなきゃというToDOリスト的な使い方ではなく、
あれやりたい、あそこに行きたい、〇〇に会いたい、などなどWantToで埋め尽くされています。
自分がやりたいことをどうレイアウトするか、手帳に書くのが一番私には合っています。
フルタイムワーカーの時間の整え方★予定の家族共有方法まとめ
予定共有はパラレルで。
①ファミリーカレンダー(紙)
②デジタルカレンダー
③手帳(紙)
予定を何個も書くのは手間に感じるかも知れません。
予定を可視化することで、自分ひとりで管理する状況から、全員で管理する状況に変化します。
ママが予定を忘れていても、家族の誰かが「今日はPTAの集金だよ」と気付いてくれれば良いのです。
ひとりで抱え込まず、周囲の人に頼る。
ワーキングマザーが生活を整える工夫のご紹介でした。
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