フルタイム勤務の中間管理職、子どもは2人。
親が共働きでも公立中高一貫校受検、私立中高一貫校受験を経験しました。
母親が働いていると受験には不利と思われがちですが、工夫次第で生活を整えて親も子もストレスなく楽しく受験生活を送ることができますよ。
食事時間を固定する前のワーキングマザーの生活は焦りばかりだった
今でこそ働きながらも上質な生活を送れるようになった私ですが、食事時間を固定するまでは、とにかく時間に追われていました。
仕事を終えて、急いで帰宅。
腰を下ろす暇なく、そのままキッチンへ直行。
子どもたちからは、「今日の夜ご飯なに?」と聞かれながら、「まだ考えてない」とそっけなく返事を返す。
冷蔵庫を開けて、冷蔵庫にあるもので何を作るか考えながら、夕食を準備する。
やっと食事が出来上がったのに、ダイニングテーブルには子どもたちの勉強道具が広げっぱなしで、当の本人たちはリビングでテレビ見てるし。
「ご飯だからテーブル片付けて」と子どもたちを注意しながら、片付けが終わるのを待つ。ダイニングテーブルが片付いて、やっと夕食が始まる。
そう、夕食の時間は夕食ができた時間だったのです。
だから、私が残業したり、スーパーに寄ったりすると、帰宅が19時、そこから夕食の準備をしたら、19時40分くらい。早く帰れた日は、帰宅が17時半。夕食が18時15分なんて日もありました。
食事が出来上がっていても、娘が部活で遅くなり帰ってきていないと、待っていたり。
私も、子どもも夕食が何時からか、その当日、その時間にならないとわからなかったのです。
ここまで読んできて、”うちもそう”と思われた方多いと思います。
私の周りはそういう方がほとんどです。ほとんどと言うより全員そうでした。
そんな我が家が食事時間を固定したのは、シンデレラの時間割©という講座を受けて、食事時間を固定した方が生活が整うと教えていただいたからです。
食事時間を固定すると家族全員の動きの軸ができる
我が家は食事時間を6時43分と決めました。家族全員がそろっていなくても、この時間に食事を食べ始めることを決めました。
食事時間を決めたことで、家族全員がこの時間をターゲットに動くようになったのです。
まずは私。
夕食が6時43分だと6時過ぎに夕食準備を始めれば間に合います。
仕事の終業時間によって、
「今日はスーパーに寄ろう」
「家に帰って、一息ついて新聞読もう」
「この時間ならシャワーに先に入れるな」
こんな具合です。
残業の時もそう。
自分の帰宅を待つ人がいないので、忙しいとわかっている日は夕食を作っておいたり、夕食時間に間に合わないから食事を作って欲しいと旦那に頼んだりしておけるようになりました。
時間が決まっていないと、この仕事が終わったら帰ろうとかあとちょっととついついやってしまうところ、6時43分に食事を食べるには?と逆算できるようになったのです。
次に子どもたち。
夕食の時間が6時43分と決まっていて、その時間を過ぎたらご飯を食べ始めることをわかっているので、帰宅した時に「なんで待っててくれなかったの?先に食べてるの?」ということがなくなりました。
子どもたち、部活や習い事、塾など、それぞれが忙しく生活しています。
親が帰ってくる時間を待つ時間はもったいない時間です。
子どもたちも食事時間を軸に動くようになったので、ある程度の時間になるとダイニングテーブルの上の勉強道具を前もって片付けておいたり、食事まであと30分だから学校の宿題をこの時間にやっておこう。という行動ができるようになりました。
夕食の時間を固定すると子どもの成績が上がる
食事の時間を固定すると子どもの成績が上がる理由。
それはズバリ、時間の使い方が上手になるから。
”待つ”という時間がなくなり、無駄な時間がなくなるから。
我が家の子どもたち、明らかに食事の時間を基準にして時間をレイアウトしています。
夕食前にお風呂に入ったり、夕食後に宿題をしたり。
毎日の家時間が自分でコントロールできるから、行動が主体的になります。
シャワーは10分で入れる。宿題は20分かかる。テレビは45分。
作業と時間を組み合わせて頭で計算して行動するようになります。
「お母さんが帰ってくるまでテレビみよう」
⇒お母さんが帰ってくるまでダラダラ見続ける。夕食の時間が遅くなると、宿題に取り掛かるのが遅くなる。眠くなって宿題がやっつけになる。成績上がらない。
「夕食まであと1時間かぁ」
⇒45分テレビ見て、15分でドリルやるか。決めた時間で集中して宿題に取り組むから成績が上がる。
娘も息子も小学校の成績はあと一つで「ALLよくできる」という成績でした。
これが実例です。
小学校の成績は夕食の時間を固定するだけで上がりますよ。
まとめ 子どもの成績が上がる生活習慣-夕食の時間を固定すること
1.夕食の時間を決めます
食事時間を決めることがポイントなので、早い方が良いなどはありません。
平日も休日も毎日同じ時間にすることがポイントです。7時でも8時でもOKです。
2.夕食の時間を家族で共有します
夕食の時間がきたら、誰か欠けていても食べ始めることを伝えておきます。
家にいてもまだ帰ってきていなくても、決めた時間になったら食事はスタートします
3.継続します
食事時間を決めたら、まずは10日間続ける。時間の変更は10日間やってみてから変更してください。
6時に間に合わなかったから明日は7時というやり方が一番NGです。
見直しは10日経過してからにしてくださいね。
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