集団塾の副校舎長の意見
自宅学習ベースで高校受験対策をしていたさくらちゃん。
誰の意見を取り入れるのか。というのが受験校選びで重要だなと思いました。
季節講習と志望校別特訓だけ集団塾にお世話になっていましたが、講習生でも面談をしてくださいました。過去の模試結果と塾での成績を見て言われたこと。
「都立推薦、私立一般2校、併願優遇1校、都立一般で計5校。
都立一般まで行くなら5教科勉強をしなくてはいけない、かつ推薦で論文、面接対策をしなければいけない。全部の対策をするには時間が足りず対策が中途半端になるから受験校を絞った方がいい。さらに都立は志望校を下げて、共通問題の学校も検討した方がよい」と言われました。
確かに。
模試の結果だけみたら、そりゃそうだ。
さくらちゃん、模試の結果がジェットコースターだったので、複数回で平均すると志望校の偏差値に達していませんでした。
そもそも我が家の方針としてどうしても公立という考えではない。ということも先生にきちんと伝わっていなかったので「都立の志望校を下げる」というようなアドバイスになったのだと思います。
面談をしてくださった校舎の副責任者の先生の授業は娘ちゃんは受けたことがなく、先生としても娘と授業を通じたやり取りをしていない以上、客観的な数値での意見となりました。
さくらちゃんは(私も)かなり楽観的な性格なので、塾の先生にはっきりと現実を教えてもらい、その悔しさをバネに、頑張ることができました。
「全部の対策をするには時間が足りず対策が中途半端になるから受験校を絞った方がいい」
→確かに平日3日授業、土曜日志望校別特訓、日曜日模試という通塾スタイルのお子さんだと時間が足りないと思います。
さくらちゃんは、1月末までに、過去問は第一志望私立は8年分、都立一般も5年分、都立推薦の論文は10本以上取り組めたので集団塾の先生が思っている以上に自宅学習組は時間的な余裕があると思います。
集団塾の先生の意見を鵜呑みにせず良かった。と受験を終えて思うのでした。
オンライン塾の先生の意見
集団塾の先生に止められながらも志望校を変えなかった理由は、オンラインの数学、国語の先生の意見があったからです。
私立第一志望の数学過去問でたたき出した8点!
試験時間みっちり真剣に解いて、8点!
あまりの衝撃で立ち直れないさくらちゃん。
オンライン数学の先生に問題を見てもらったら、
「さくらちゃんなら、80点は取れる問題だよ」と。
いやいや、今8点ですよーってなりました。
数学の先生は、娘が普段どういうレベルの問題を解いていて、どのレベルの問題で躓き、どんな質問をしてくるかで、娘の実力をよーくわかっていらっしゃいます。だから、とても説得力がありました。
オンライン国語の先生には
「模試の成績より過去問、あとさくらちゃんは気持ちの問題」と。
オンライン塾の先生は1vs1での講義だったので、娘のことをよくわかった上で志望校選びでアドバイスいただけたのだと思います。
学校の担任の意見
学校の担任は、
「都立は1回取り下げできるから、今はがんばれ」の一言。
部活の顧問でもあり、2年間担任だったので、こちらも良く娘をよくわかっており、このアドバイスだったのだと思います。
中学校によって進路指導の方針は様々だと思いますが、さくらちゃんの中学校は確実に行ける学校(滑り止め校)の決定に注力していたように思います。
担任は塾講師をしていたこともあり、公立の先生の中では、具体的な高校名を話して相談することができました。お友達の話を聞くと学校の先生より塾の先生と相談したと言っていました。
他の先生だったら、「共通問題の学校にしたら?」と言われていたかもしれません。
結果
模試の成績だけみたら、絶対に志望校を変更すべきでした。
でも、近くにいるプロ3人(オンライン塾の先生2人と学校担任)に、「まだ志望校は変えなくていい」と言われたことで、最後まで志望校を変えずに行くことができました。
- 都立推薦(進学指導重点校)
- 国際基督教大学高等学校(2/10)
- 法政大学第二高等学校(2/11)
- 併願優遇校(2/13)
- 都立一般(進学指導重点校)
12月中旬の学校3者面談にて、志望校5校が決定しました。