システム会社で勤続22年、ワーキングマザー歴も15年を超えました。
私が生活を整えてフルタイムで仕事をしながらプライベートも充実した生活が送れているのも、残業は必要最小限(ほとんどの月、残業なし)で、20日間の有給休暇を完全消化して、仕事と生活のバランスをコントロールできているからです。
残業なし!ワーママが有給休暇を完全消化するコツをお伝えします。
手帳は3月始まりを使って1年間のスケジュールを俯瞰する
手帳使っていますか?Googleカレンダーや紙の手帳、Outlookなどで予定を管理していると思います。
1年間に付与される有給休暇を完全消化するためには、前年度の3月時点で休みの計画を戦略的に立てることがポイントです。
では、どうやって1年間の休みを決めるのか。
学校の年間スケジュールを把握する
お子さんがいる場合、まずは学校の年間スケジュールを抑えましょう。
ほとんどの学校で、3月に保護者会があり、次年度の仮予定が書かれた年間スケジュールが配布されます。
実際は4月に確定するのですが、学校も経営計画があり、年度が始まるまでに計画を立て終わっているので、多少の前後はあるものの、ほぼ確定したスケジュールが保護者にも開示されます。
4月、5月分しか学校のお便りに書かれていない場合は、先生に「仮の予定で構わないので、年間のスケジュールを教えてほしい」と伝えると、先生によっては開示してくれます。
学校の年間カレンダーをもらったら、まずすること。
それは学校予定をすべて、手帳に書き込むことです。
この日休めるかな?ということは考えず、運動会、振替休日、保護者会、遠足。必要な予定はすべて書いておきます。
子どもの予定を事前に把握していることで、仕事はその日を避けてスケジュールすることができます。
例えば、振替休日に有給休暇を充てておけば、「大きなプロジェクトリリース日ここにしようかな?」と言われたとして、「その前の週にしましょう」と回答することができます。
仕事の予定を自分の予定に合わせに行く
仕事が落ち着いたら、プロジェクトとプロジェクトの間に休もう。
仕事はずーっと流れています。
落ち着いたらと思ってても、いつまでたっても、仕事は落ち着かないし、プロジェクトとプロジェクトの間に空白期間なんてありません。
だから、先手必勝でお休みのほうを固定するのです。
4月始まり手帳がワーママに最高の武器となる訳
そこで便利なのが4月始まりの手帳です。
仕事も学校も年度での計画がほとんどです。
手帳はやっぱり1月からが良い。と思うかもしれません。
日本人は昔から干支で動いていることもあり、1月から使える手帳を使いたい方が多いです。
しかし、1月始まりの手帳だと、翌年の1月~3月の予定を書いておけないのです。
ワーママは絶対に3月始まりの手帳をお勧めします。
4月から翌年の3月まで俯瞰して確認できる手帳は最強です。
1年間のスケジュールを手帳に書き込み、俯瞰して眺め、20日間の有給休暇をどこで取得するか決めることで、お休みの取得実績が格段に上がります。
学校の年間スケジュールは旦那にも共有することで有給休暇の完全消化をさらに実現性を高くする
私は職場では課長です。部下が10人超いて、お子さんがいる男性社員も多いです。
今の若い人たちは、、とても子育てに協力的な方が多い。部下にプライベートの写真を見せてもらったとき、お友達家族との写真で、抱っこ紐を使っているのは全員パパで、10年でずいぶんとパパの育児参加が進んだのだなぁと驚いたものです。
パパの育児参加が高まっていますが、パパで子どもの学校年間スケジュールを把握している方はほとんどいません。
ママが自分だけ手帳に書き記していても、旦那さんに共有しなければ、有給休暇完全消化の実現性は弱くなってしまいます。
なぜなら、例えば子どもが2人いた場合。
保護者会は、学年ごとに日程が離れていることがあります。
私の経験では、4月に入学式で休み、翌週保護者会があり、休み、さらに翌週上の子の保護者会があるけど、4月は期初で忙しく3日は休めないなぁということがありました。
旦那に予定をシェアしておけば、旦那の仕事の都合を合わせやすくなります。
1週間前に言っても休めないといわれるかもしれませんが、年間スケジュールで予告しておけば、旦那も休みやすくなるわけです。
パパの有給休暇消化も進んで、一石二鳥です。
ワーママが有給休暇を完全消化する方法まとめ
- 学校から年間スケジュールを入手する
→もらえなかった場合は、先生に問い合わせてみる - 年間スケジュールを前年度の3月に手帳に書き出しておく
→仕事が休める休めないはこのタイミングでは考えない。休むものとして手帳に書いておく - 手帳は4月始まりを使う
→仕事も学校も年度で動いています。1月始まり手帳を使いたいところをぐっと我慢して、4月始まり手帳を使いましょう。
有給休暇の取得を阻むのは、計画性がないこと。
計画を立てることで、計画通りに進むように、自然と自分の思考も変化してきます。
ぜひ、お試ししてみてくださいね。
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